
子宮頸ガンに対するTAFの応用
統合医療センター院長 天願 勇先生
進行子宮ガン(Vb期)の患者に、放射線化学療法(CDPP: concurent chemotherapy +低線量率腔内照射)施行して後、TAF(ファイトケミカル時間差療法)併用による統合医療を経験したので、若干の考察を加えて報告する。
2004年4月から「ガン克服10カ年戦略」が始まった。国立がんセンターでは、ガンを攻撃する目印となる「腫瘍抗原」の探索が始まり、ペプチド・ワクチンを用いた臨床試験、樹状細胞療法、細胞障害性Tリンパ球療法など免疫療法が、手術療法、化学療法、放射線療法に続く第四の治療法として登場した。
今回EBMに基づいた安全で副作用の少ない相補・代替医療の一つとしてTAFを試みた。
臨床現場において最も重要な点は患者が望む生活の質(QOL)を保ち、“心の平和”をもたらすような環境づくりが出来るかどうかである。
患者が最後まで希望をもって生きるためには、従来の西洋医学中心の保険診療を補完する統合医療の必要性を痛感する。
