難病に克つ人
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代替医療に目を向けて〜心との関係〜

がんの原因である生活習慣とは、単に食事だけではなく、ストレスなどの心の問題も含めた総合的なライフスタイルです。とくに、西洋医学ではあまりいわれてこなかった「心」の状態が、予防にも治療にも中心的な働きをしているのではないでしょうか? がん治療に心の側面からのアプローチする場合、まだまだ浅い歴史しかありませんが、サイコオンコロジーの研究は、とても参考になります。

(以下、サイコオンコロジーの研究報告については、『新精神科選書A サイコオンコロジー がん医療における心の医学』<診療新社>を参考にしました)

前向きな気持ちが生存率を高める

グラフ

グラフを見てください。これは、1970年代には早期乳がん患者の心理的な状態と手術後の生存率を調査したものです。
対象は手術後3カ月の患者さんです。彼らを、「前向き」「否認」「あきらめ」「絶望」の4つの状態に分類し、その予後を追いかけました。その結果、顕著な違いが見られたのです。明らかに、前向きの人たちの生存率が高くなっていたのです。文字どおり“願えば叶う”というわけです。絶望するのではなくて、前向きに治療に取り組んだ方がいいことが、このデータから明らかです。


落ち込みを脱した後に

落ち込みを脱した後に

一般的にはがん患者さんの心理的な状態は、次のような経過をたどるといわれています。まず、がんを告知された直後は大変衝撃を受けます。次に、信じないという姿勢になります。がんであることを認めてしまうと、がんに支配されてしまう気持ちになって、一生懸命にがんじゃないと自分にいい聞かせようとします。ですから、この時期は医師のアドバイスや注意にもあまり耳を貸しません。「がんじゃないんだから、どうしてがん治療のアドバイスを受けなければならないのか」という状態です。こうした時期が続いた後には、混乱、不安、悲哀、無力、絶望、さらには不眠、食欲不振といったことが起こってきます。心理的にはかなり深い落ち込んだ状態です。その後、多くの人がこの落ち込みから脱します。自分ががんであることを認め、そんな状況のなかでこれからどうやって生きていけばいいのか、考えるようになります。


さまざまな治療法に目を向けて

さまざまな治療法に目を向けて

安定した状態になってから、患者さん本人と家族の方、それに医師が一緒になって、今後の治療の方向をしっかりと話し合えばいいのではないのでしょうか。そのときに、手術といった西洋医学の治療法だけでなく、サプリメントをはじめ、西洋医学以外のさまざまな治療法(代替治療法といわれていますが)にも目を向けてください。難題を解決するには、方法はたくさんあった方がいいに決まってます。

進行していれば、西洋医学的には治療はかなり厳しいとされているがんです。治療する方法が西洋医学の枠のなかだけのものでは、ちょっと心もとないと思ったときに、このサイトは大いに役に立つだろうと思います。代替治療法は、いくらでもやり直しができます。ですから、大切な選択ではありますが、あまり深刻にはならずに、そして情報だけはしっかりと集めて、西洋医学以外の治療法にも詳しい医師などに相談しながら、最終的には自分で決めていただきたいと思います。

【参考文献】医学博士九段クリニック院長 阿部博幸
『医者も教えない! 抗がんサプリメントよく効く選び方と飲み方』(株)主婦と生活社

がんは闘うものではありません心との関係心のガイドライン

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